気持ちの良い方へ

いつくしみや 屋久島 みちのブログ 操体法とドラムと旅

内なる聖地へ

ここ屋久島は地球上でも数少ない聖地の一つ。

人の欲望がどんどん地球を食べて汚していって自分たちが安心して住めるところが少なくなって
行く中、どうにか残された安全な場所の一つ。

それでもここでも開発は進んでいくけれども。

マトリックスの世界の混乱は避けられず、今後ますます混迷を極めていくのだろう。

外ばかりを見ていたら巻き込まれるのは必至で、内側に向く必要がある。今こそ自分の内側にいる必要がある。

入り口は呼吸から。

最初は暗くて何も見えないかもしれない。

だんだんと少しずつ明るくなって、風通しが良くなってくる。

中心軸を下から合わせていく。

自分の中心に帰る。


本当の中心の中心にカチッとはまった時、「それ」は起こる。

思考の流れが全部見える。

自分がずっと悩んでいた仕事とか、お金とか、過去にあったこととか、未来のこととか、人間関係とか、心配事とか全部ひっくるめて「大丈夫!」なんだということの理解が瞬間的に起きる。

根拠はなくて、ただ完全に大丈夫。

本当に安心、安全な場所は世界中でここにしかない。


「今」という聖地。


静かで穏やかでただただ満ち足りている。

8月操体法クラスのお休みの日のお知らせ

長い事更新していませんでしたが、また書き始めようと思います。
8月の禅の湯操体法クラスのお休みの日のお知らせです。
8・16(金)、8・30(金)はお休みとなります。
ご了承ください。
またクラスの時間を10:00〜11:30に変更しました。
よろしくお願い致します。

12・21(金)今年最後の禅の湯操体法クラス

12月21日(金)で今年の操体法クラスは最後です。
クラスをはじめて半年ほど経ちますが、いろいろな方に参加していただきました。
会場の禅の湯さんにも大変お世話になっています。
2012年、みなさんありがとうございました。

新年は1月11日(金)からのスタートとなります。

来年も宜しくお願い致します。

自分に帰る

今日のクラスにはオランダ人のフーさんが参加してくれました。


前回のブログでリトリートの事を少し書きましたが、フーさんはまさに忙しい日常やストレスから離れて静養するために日本を訪れ、禅の湯さんに滞在していました。


意気投合してクラスの後に三段の滝へ行きました。


またこの季節が来た。


自然は私たちの心と体、魂を穏やかに調整してくれます。


自然の中に浸っていると自分の周りにくっつけていたものが外れ、本来の自分に戻れます。


フーさんも何か大事なものを取り戻し、人生の次のステージに進むようです。


私たちにとってもヴィジョンがさらに明確になるような楽しい出会いでした。


フーさん、ありがとう!

禅の湯 グループワーク

今日は地元河津の婦人会の方から予約があり、11名で操体法教室を行いました。

禅の湯さんは慈眼院さんというお寺に隣した温泉宿で、今日は本堂をお借りしました。
歴史が感じられる空間でのワークはまたいつもとは違う雰囲気で良かったです。
参加者の方々にも喜んでいただけたようで、皆さん終わりごろにはリラックスしたいい表情をしていました。皆さんありがとうございました。


※金曜日のクラスの日以外でもこうしたグループでの教室の予約を受け付けています。
 4〜5名程から15名まで
 曜日、時間帯他相談に応じます。
 内容は年齢、目的などにあわせたもので、1時間30分ほどです。
 料金は3000円となります。
予約・問い合わせ 
 TEL 0558−36−8044(荒井)
     0558−35−7253(禅の湯)

禅の湯さんは本当に温泉が気持ちよくて、岩盤浴もあり、宿泊者の評判もとてもいいです。
野菜中心の食事も用意していただけるので、リトリートにもとてもいいですよ。
温泉に入って岩盤浴の後に、操体法、それからおいしい食事をいただいてゆっくり眠る。
翌日は滝を巡ったり、浜辺へ行ったり、山に登ったり、森に入ったり。
忙しい日常を離れて自然に浸りゆっくり自分に帰る、こういうことがとても重要ではないでしょうか。こんなツアーなどを企画しようかとも思っています。

おまちしております!

快の法則

私が操体法を好きな理由の一つとして、「快方向へ動く」というものがあります。

中学時代から首の左側に痛みがあり、当時整体やカイロプラクティック、針灸などに通いましたが、一向に良くならずそれどころかある整体の治療法は今思えばひどいもので、とにかく痛む部位をすごい力でギュウギュウと押したり、頭を持ってゆらゆらしたと思ったらいきなりグイっと引っ張ったり、ボキボキと首を捻ったりで、かえってひどくなりそういった治療に対するイメージは「怖いもの」でした。


20代半ばにメキシコなどを旅しましたが、その途中病気に罹り入院しました。

幸い数日で退院できましたが体力が極端に落ち、重いバックパックを背負っていたのもあって首が痛みました。

そんな時に操体法を紹介している健康法の本に出会い、すがるような気持ちで読みました。


その本には、

痛い方とは反対方向に体を動かす、

むしろ気持ちのいい方向へ動かす、

吐く息とともに脱力する。


などと書いてあり、その通りやってみると簡単で気持ちは良いけれど刺激が少なく、通常こういった療法には痛みや我慢や努力がともなうと思い込んでいたので、物足りない印象でした。


しかし次の日の朝起きると長年苦しんできた痛みは消えていました。

こんな簡単な事でしかも気持ちの良い方法で痛みが消える、ということにショックを受けました。


頑張る、努力する、無理をして競争する事を当たり前と思うように刷り込まれてきた自分の常識が壊れ、気持ちの良い方を選ぶ、という新しい考えを受け入れました。

悪い方ではなく良い方に意識を向け、気持ちよさ、心地よさを感じ味わう事で悪かった方も自然に良くなる。

命は快の方向を求めている。

この操体法の考え方をとても気に入っています。